比叡・醍醐山地の山々

比叡山地は比叡山の南北に連なる山並みで、南は山科盆地北縁で終わります。醍醐山地はそのあたりから南北に延び、宇治川の先行谷をはさみ郷ノ口低地で終わっています。

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比叡山
宮メズラ、魚ノ子山
梶山(大尾山)
小野山
水井山、横高山
三石岳
如意ヶ岳、大文字山、長等山
音羽山
千頭岳
大平山
経塚山
岩間山
袴腰山
立木山
大峰山
鷲峰山
三ヶ岳



比叡山地〜比良山系パノラマ






比叡山 Mt. Hiei, 848m : 日本三百名山、関西百名山、近畿百名山

山頂近くに延暦寺があることでで高名な山です。京都の山というイメージもあるかも知れませんが、滋賀からも琵琶湖越しによく見えます。前半は多くが琵琶湖方面からの山容です。
大津や草津からは丸い山頂ですが、守山以北からは尖った綺麗な山容を見せます。なお、京都北山を登る機会が増え、後半には京都側からの写真も増えてきました。山頂は東西に長く、
西のピークを四明ヶ岳、一等三角点「 比叡山」のある東のピークを大比叡(おおびえ)と呼ぶことがあります。北西から時計回りに360°まわる方向で、比叡山の姿を紹介していきます。


北からの山姿
比叡山を北から見るには、比叡山系北部や比良山系、湖西の湖岸などが考えられますが、意外に見える場所は限られています。


北東からの山姿
滋賀からは比叡山を東から見ることが多いので、北東と南東に分けて紹介します。北東の遠くからは、よく尖った鋭峰に見えます。近くからは見え方が変わります。


南東からの山姿
滋賀側から見る場合、湖南地方(大津市東部、草津市)からは比叡山の南東からの姿を見ていることになります。
草津市あたりからは二つの山頂を持つずんぐりとした風格のある山姿に見えます。


南からの山姿
南から見る比叡山は、南東からのうち草津市から見た姿とよく似ています。つまり、二つの山頂を持つ
ずんぐりとした風格のある山姿です。京都側にまわると、四明ヶ岳の存在感が徐々に大きくなっていきます。


西からの山姿
比叡山を西、つまり京都側から見る姿です。比叡山は京都盆地のほぼ全域、それに京都北山の多くの峰から眺めることができます。

比叡山:出町柳から京都一周トレイルで(山行写真・YAMAP)へ
比叡山〜坂本から裳立山尾根で登り、無動寺坂で下る(山行写真・YAMAP)へ



宮メズラ
 Mt. Miyamezura, 560m

魚ノ子山 Mt. Uonoko, 552m

比叡山地北端にあり、この北は途中越で急激に落ちて果てます。南は伊香立峠、梶山と続きます。
魚ノ子山の山頂には三等三角点「小出石」があります。


宮メズラと魚ノ子山(山行写真・YAMAP)へ



梶山(大尾山) Mt. Kaji (Daibi), 681m

途中越と仰木峠の間の主稜線上の主峰です。いろいろな名前のついた山で、「かじやま」、「だいびさん」のほか、「童髯山(どうぜんやま)」とも呼ばれるようです。「梶」という字を間延びして書いたのを
誰かが間違って「大尾」と読んだとの説も。国土地理院の新版標準地図はこの「梶山」を採用しました。山頂部の紅白鉄塔が目印です。山頂には二等三角点「大原村」があります。


仰木峠から大尾山 ササユリの咲く仰木峠道(山行写真・YAMAP)へ
大尾山〜融神社、滝寺から(山行写真・YAMAP)へ



小野山 Mt. Ono, 670m

大尾山の南、仰木峠との間の峰です。滋賀側からは梶山と水井山の間であまり存在感が無いのですが、京都側から見ると、大原の東に、結構な存在感で鎮座しています。

仰木峠から大尾山 ササユリの咲く仰木峠道(山行写真・YAMAP)へ



水井山 Mt. Mizui, 794m
横高山 Mt. Yokotaka, 767m


水井山は比叡山の北側主稜線上の最高峰です。丸いドーム状の山頂は印象的です。そのわずか南に寄り添うのが横高山。横高山は滋賀・京都側で姿が全く違います。水井山の山頂には三等三角点「釈迦岳」があります。

坂本から横川、水井山と横高山(山行写真・YAMAP)へ



三石岳 Mt. Sangokudake, 676m

比叡山から大宮川谷を隔てて東にあり、大宮川左岸に連なる、横川から八王子山へ至る稜線の主峰です。山頂には三等三角点「三石岳」があります。

三石岳〜花を見ながら、おごと温泉駅から比叡山坂本駅へ(山行写真・YAMAP)へ


如意ヶ岳 Mt. Nyoigatake, 472m
大文字山 Mt.Daimonji, 465m

長等山 Mt.Nagara, 354m

比叡山地は、比叡山から南へ標高が下がっていきますが、再び少し盛り上がるのが如意ヶ岳です。このあたりで県境が東に寄り、如意ヶ岳はほぼ全山が京都府に入っています。
滋賀側は長等山になります。反対に、西側は五山送り火の「大」のある大文字山になります。大文字山の山頂には三等三角点「鹿ケ谷」があります。


長等山〜如意ヶ岳〜大文字山(山行写真・YAMAP)へ
山科から蔭山の尾根で大文字山、熊鹿ファミリーまわって如意ヶ岳、長等山から大津へ(山行写真・YAMAP)へ



音羽山
 Mt. Otowa, 593m


以下は、醍醐山地の山々です。逢坂越えの南にそびえる音羽山は、東海自然歩道の通る山頂にある三等三角点
「小山」の真下を新幹線の音羽山トンネルが抜けています。名神京都東インターの南東にあたります。

逢坂山から音羽山(山行写真・YAMAP)へ



千頭岳 Mt. Senzudake, 602m

音羽山の南、県境にある醍醐山地の最高峰です。東西二峰があり、標高602mの二等三角点「醍醐」は西峰にあります。やや尖った東峰は標高600m。

音羽山と千頭岳(山行写真)へ
国分山の尾根から千頭岳、大平山(山行写真・YAMAP)へ


大平山 
Mt. Ohira, 464m

千頭岳から東に延びる稜線上にあります。

国分山の尾根から千頭岳、大平山(山行写真・YAMAP)へ



経塚山 Mt. Kyozuka, 490m

千頭岳の南、鉄塔が連なる次の峰です。西笠取の相月−久世間から登れます。厳密には京都府の山。

経塚山〜眺望の良い宇治の里山(山行写真・YAMAP)へ



岩間山 Mt. Iwama, 443m

山頂付近に岩間寺があるので有名ですが、車で上れるため、登山の魅力はあまりありません。

岩間山〜東笠取の里から周回(山行写真・YAMAP)へ



袴腰山 Mt. Hakamagoshi, 391m

岩間山と瀬田川の間にある、台形型の峰です。北や南からの姿は、袴姿で座ったときの腰から下の形にそっくりです。

立木山と袴腰山(山行写真・YAMAP)へ



立木山 Mt. Tachiki, 306m

袴腰山の南東、瀬田川が西に曲がる角に位置し、中腹には立木観音があります。山頂には三等三角点「立木」があります。

立木山と袴腰山(山行写真・YAMAP)へ



大峰山 Mt. Ohmine, 506m

笠取の南、宇治川の南側に立つ山、あるいは次の鷲峰山と田原川をはさんで対峙するように立つ山で、こちらも名前通り巨大な山体です。
もう笠置山地で、醍醐山地とはいえないところですが、湖南地方の山からもよく見えるので、ここで紹介します。山頂には二等三角点「禅定寺」があります。

宇治の大峰山と荒木山〜無理やり引っこ抜いて失敗した山(山行写真・YAMAP)へ



鷲峰山 Mt. Jubu, 682m

じゅうぶさん、あるいはじゅぶせんと読む方も。大峰山からさらに南下すると、京滋の県境も越えて宇治田原町に鷲峰山がどっしりと鎮座しています。
石山付近の琵琶湖からもよく見えます。山頂は金胎寺にほど近い空鉢ノ峰682mと一等三角点「鷲峯山」のある釈迦岳681m、さらに700mほど東に最高点684mの無名峰があります。
金胎寺は役小角(役行者)が飛鳥時代に開いたと伝わり、平城京の北東にあたるここは、鬼門封じとして聖武天皇によって堂が建立されました。行場があり、一方通行で巡ります。

鷲峰山〜空鉢ノ峰と一等三角点の釈迦岳(山行写真・YAMAP)へ
鷲峰山、金胎寺行場巡り(山行写真・YAMAP)へ



三ヶ岳 Mt. Sangatake, 618m

鷲峰山からさらに南下した和束川の対岸に位置する山です。名前の通り、三つの山頂を持ちます。山頂は南の峰で、三等三角点「童仙房」があります。


三ヶ岳(山行写真・YAMAP)へ

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