タカネヨモギ (キク科ヨモギ属)
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1-2:2010.8.21、立山、雷鳥沢の登りにて、3:2012.8.18、南アルプス・荒川岳で、4:2017.8.13、北アルプス・白馬鑓ヶ岳、大出原にて、
5:2019.8.13、北アルプス・針ノ木岳にて
多年草の高山植物で、日本固有種です。高山帯の日当たりが良い裸地に自生しています。分布は本州の中部地方
および東北地方の高山。花期は8月で、頭花の直径は約12〜14mm。ヨモギとしては大型で半球形をしています。
中央が赤い黄色の花は、一見つぼみのようでもあります。それはいわゆる花びら(正しくは舌状花)が無いからでしょう。
それに、みんな下を向いて咲いています。そんなわけで、地味で目立たない花です。葉は、ニンジンのように細いのが特徴。